理系女子大学院生のblog

大学院生活・就活の記録✏️

【理系大学院辞めたい】大学院進学のメリット・デメリット

理系の学部生のみなさんは大学院への進学を迷っている方も多いと思います。
就職活動するなら3年の秋から始めないといけないから,その時にはまだ研究室に配属されてなくて,なんとなく研究してみたいって大学院に進学しちゃう人が多いんだよね。。。
就職活動がもう少し後だったらいいのにって切に思います(T_T)

まだ研究室に配属されていない人は

・学生実験が楽しかったかどうか自問自答する
(学生実験と研究は違うとよく言われるが、学生実験がつまらなかった人は研究が楽しいと思える可能性も低い)
・軽くで良いので就活をする! 私は就活を経験せずに院へ進学したことを後悔しています。

・院生の人に進学して良かったか聞いてみる

などしてほしいと思います。

そして,私なりに大学院に進学して良かった点・悪かった点を書いてみます!
参考になれば幸いです。

良かった点

1.研究職への就職がかなり有利になる。

学部卒で研究職に就職するのはとても難しいです。
大手化学メーカーの募集要項には修士卒のみとは書かれていないですが,実際のところ大手の研究職はほぼ修士です。

2.研究にしっかり取り組める

大学院に進学すると,授業があまりなく研究に打ち込めます。
また、企業の研究職のように労働基準法がないので、好きなだけ研究に打ち込めます。
研究が好きな方なら有意義な2年間になるのではないでしょうか

3.ゆるい研究室に配属された場合は学生気分が味わえる

研究室によって厳しさが全然違います。
しっかり研究を進めていれば研究室に行かない日があってもいい研究室から,毎日9時から21時までかつ土曜日も研究室があるなんて研究室もあります。

悪かった点

1.研究が向いていない,研究職に就職したくなくなった場合,2年間という期間はとても長い

大学院に進学する最大のメリットは研究職につきやすくなることです。
進学し,研究向いてない,研究職つきたくないと思い始めるとお金を払って研究をしているのがあほらしくなります。
さらに、目的なく中退などしたら社会的に大きなイメージダウンです。
本当に研究をしたいのか,しっかり考えた方が良いと思います。

私の周りでは,やっぱり研究向いてない,早く就職したいと言っている人も多いです。
2年という期間はとても長いし,就職したらお金がもらえるのでよく考えたほうがいいと思います。

2.厳しい研究室に配属されると社会人よりつらい。

私の先輩は,就職してからの方が大学院時代よりよっぽど楽だよと言っている人が多いです。
特に有機合成化学系の研究室はハードなようです。基本土曜日も研究室があります。
解析系はホワイトなイメージがあります。
早く労働基準法に守られたい!!!!!!!

3.親のすねをかじっているのがみじめ。

大学の同期は就職してお金をもらい,自立しているのに対しまだ親の保護のもとであるというのがみじめになります。
はやく自立したい。

以上です!!!!
私の周りでは大学院辞めたいと言っている人も多いので,
将来研究職につきたいかどうか,2年就職が遅れるだけの価値があるのかしっかり考えて大学院への進学を考えてほしいなと思います。。

研究職以外の進路を考えている理系の方におすすめな資格

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